5月08日(水) 神戸凌霜午餐会第1532回例会 2019年05月08日

DSC00683(HP用).jpg神戸凌霜午餐会第1532回例会

日時:令和1年5月8日(水)12時から14時

会場:湊川神社「楠公会館」2F  青雲の間  

講師:神戸大学社会システムイノベーションセンター特命教授

    神戸大学名誉教授・甲南大学名誉教授  根岸 哲氏  

演題:「競争法(独禁法)の来し方・行く末」

会費:2500円 

 講師は、1943年神戸市生まれ。1965年神戸大学法学部卒業、その後司法修習生(第19期)を経て、1967年神戸大学法学部助手。1969年神戸大学法学部助教授、1970年米国カルフォルニア大学バークレー校客員研究員、1978年神戸大学法学部教授、1980年神戸大学経済経営研究所兼任教授、1996年神戸大学法学部長、1998年神戸大学副学長、2006年神戸大学定年退職。その後、甲南大学法科大学院教授、2015年甲南大学定年退職。2016年4月より現職。専攻は経済法。

 日本の独禁法は、第二次大戦後の「戦後改革」の一環として、1947年、米国反トラスト法(国際的には「競争法」と呼ばれる。)を母法として制定されて以来、70年を超える歴史を刻んでいる。独禁法は、当初、「経済憲法」たるべく制定された。しかし、基本的に「競争原理(市場原理)」に基づく民間主導型の経済運営をめざす独禁法は、制定当初から相当期間にわたり、政府においても国民においても、日本社会になじまないなどとして歓迎されなかった。その後も、独禁法は何とか今日まで生き延び、市場経済体制の基本法たるべく機能することを目指している。この機会に、競争法といわれる独禁法の来し方と行く末とに思いを馳せていただきます。

奮ってのご参加をお待ちしております。

 聴講申し込み・お問い合わせ先:一般社団法人 凌霜会 電話078(805)3833・3834へ

            以上