9月09日(水) ◆神戸凌霜午餐会第1542回例会 2020年09月09日

 

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神戸凌霜午餐会第1542回例会

日時:令和2年9月9日(水)12時~14時

*新型コロナウィルスの感染拡大状況によっては中止もありえます。その時には皆様にご連絡申し上げます。

会場:湊川神社「楠公会館」2F  青雲の間  

講師:神戸大学大学院法学研究科教授  簑原 俊洋 氏

演題:「ポストコロナの世界:米大統領選挙と国際政治の行方」

会費:2500円 

<講演概要>今年11月3日の選挙は、当初現職トランプ大統領が有利というのが大方の見立てだった。ところが、民主党候補がバイデン元副大統領に絞り込まれ、トランプの対コロナ対策に対する国民の不満や白人警官による幾多の黒人男性の死亡事件に端を発する暴動事件が全米を抗議集会の渦にのみ込むと形勢は一気に反転。実際、最近の世論調査では伝統的に共和党の牙城とされてきた州でも、バイデン有利の情勢に傾きつつある。他方、国際政治においては、コロナ禍によって米中対立は先鋭化し、さらに香港国家安全維持法の成立によって両国の関係はさらに悪化の道を辿っている。以上を踏まえ、本講演では米大統領選の現状について解説したのち、現在の国際政治の潮流を検証した上で、日本の取るべき対応についての見解を述べていただきます。

<講師紹介>米国カリフォルニア州出身。神戸大学大学院法学研究科博士課程修了。主要研究テーマは、国際政治、安全保障、日米関係、政治外交史。

現在、紙面上の連載として『産経新聞』の「揺らぐ覇権」、「新聞に喝!」、そして『自由民主』(自民党編集部)の「メディア解析」を担当。その他に、月刊誌では『一冊の本』(朝日新聞出版)および『第三文明』(第三文明社)で連載を受け持つ。清水博賞、日本研究奨励賞を受賞。NPO法人インド太平洋問題研究所(RIIPA)理事長、(株)クレアブ社シニア・アドバイザー。

 聴講申し込み・お問い合わせ先:一般社団法人 凌霜会 電話078(805)3833・3834へ