2月14日(水) 神戸凌霜午餐会第1517回例会 2018年02月14日

DSC08940.jpg神戸凌霜午餐会第1517回例会

 

日時:平成30年2月14日(水)12時~14時

会場:湊川神社「楠公会館」2F 青雲の間

神戸市中央区多聞通3-1-1

TEL:078-371-0005 

講師:神戸大学大学院国際協力研究科教授 柴田 明穂 氏

演題:「国際法学者、初めて南極に立つ!」

講師は1995年京都大学大学院法学研究科後期課程中途退学の後、岡山大学法学部助教授、在ジュネーブ国際機関日本政府代表部専門調査員(2001-03年)、南極条約協議国会議日本政府代表団(2002-08年)等を経て、2005年より神戸大学大学院国際協力研究科教授(国際法)。15年10月より同大学極域協力研究センター(PCRC)センター長。中央環境審議会臨時委員、文科省南極観測事業計画委員会委員等を歴任。16年11月から17年3月まで第58次南極地域観測隊に同行して、昭和基地周辺で国際法研究を遂行。 

専門は国際法、なかでも国際法形成過程、極域国際法、国際環境法などの分野を研究。近著に『北極国際法秩序の展望:科学・環境・海洋』(稲垣治との共著、東信堂、2018年)、"Japan and 100 Years of Antarctic Legal Order"(日本と南極法秩序の100年)Yearbook of Polar Law, Vol.7 (2015年)、International Liability Regime for Biodiversity Damage (生物多様性損害と国際責任制度)(Routledge, 2013年)など。 

当日は、日本の南極地域観測事業60年の歴史上、初めて社会科学者として南極観測隊に同行した経験から、フィールドに基づく国際法研究の面白さと重要性、さらには最近の極域をめぐる国際政治状況の変化(中国の台頭)にどう国際法が対応していくべきかにつき、国際法の「現場」での体験を交えて語って頂きます。

            以上

奮ってのご参加をお待ちしております。

 聴講申し込み・お問い合わせ先:一般社団法人 凌霜会 電話078(805)3833・3834へ